本日は、ドローンの豆知識について
ついつい放置してしまいがちなドローンのバッテリー・・・
しかし、バッテリーの取り扱いは一歩間違えると爆発や火災といった重大な事故にもつながりかねません。しっかりとした知識を身に着け、安全な管理を心がけましょう。
ドローンのバッテリーは大きさやパワーにより、持続時間なども変わります。購入前や飛ばす前に再確認してからドローンを使うといいね!
空撮・点検・測量時にバッテリー交換しなくてはならない時があるからね~
リポバッテリーの注意点
バッテリー電圧4.2V以上充電された状態を、過充電状態といい、3.2V 以下に放電された状態を過放電状態といいます。
- 過充電状態で4.2V以上になると内圧が上昇し過熱したり、場合によっては熱暴走を起こすことがあります。
- 過放電をすると、バッテリーの性能が落ちて、寿命が短くなります。
- バッテリーは傷や衝撃、水濡れにより発火する危険性もありますので取り扱いには注意しましょう。
- バッテリーを長期保管時に満充電のままにしておくと、夏場など気温の上昇で電圧が上がってしまい過充電状態になってしまう場合がありますので気を付けましょう。
- リポバッテリーの保管時には直射日光を避けましょう。夏場の車中や40℃以上になる場所での保管は過放電や性能の低下にもつながります。
- ドローンを冬場や寒冷地で飛ばす場合は、バッテリーを専用のバッテリーヒーターや直前まで懐で温めるなどして温度管理を適切にしましょう。
*ドローンは寒さに弱い・・・バッテリー温度は15度以上が推奨値となっておりますが、理想は人肌に近い30〜35度くらいとなっています。
何が起こる可能性があるかというと・・・
電圧が下がる。容量が減る。消耗が早くなる等があります。
なので、本来の性能を発揮できなくなります。(iPhoneなども寒すぎる環境だと起動しなかったり、すぐにバッテリー切れしたりしますよね)
つまり、そのままのバッテリーを使うと・・・
システム制御で離陸出来なかったり・飛行時間が短くなったり・最悪墜落してしまうかもしれません。
これらを踏まえて、安全に運航いたしましょう!!
ちなみにバッテリー破棄ですが
使用済みのバッテリー、膨張したバッテリー、前述のような異常のあるバッテリーは爆発・発火の危険がありますので、絶対にそのままゴミとして出さないでください。
必ず3〜5%くらいの濃度の塩水に約一週間浸けてから、各自治体の処理方法に従って破棄してください。
お気軽にご相談ください。
